やりたい仕事を見つけたら就職活動します!の落とし穴
皆様こんにちは!Assertive talk進路カウンセラーの佐々木です!
皆様は就職活動(又は転職活動をしたい!)と思ったら、すぐに行動に移せるタイプですか?
それとも自分がやりたい仕事が見つかるまでは行動しないタイプですか?
以前、就労支援の仕事をしていた時に、後者のタイプのアラサー就活生がいました。
新卒ではない就活生は、希望業界・やりたい仕事が明確でなくても、とにかく説明会とか職場見学会に参加した方がいいです!
企業も出来るだけ若い人が欲しいですし、そもそも無職(就労訓練も含む)の期間があまりにも長いと、面接で良いことを言ったとしても、採用担当者から「不信感」を持たれてしまいます。
「この人無職の期間が長いけれども大丈夫かな?」と…
「今は興味がある求人が無くて~…やりたい仕事の求人が見つかったら応募してみる!」と言っている人ほど、3年以上経っても何も行動していない事が多いです。(就活用スーツも買っていない)この状態では希望の求人が見つかっても準備不足が原因でご縁がない可能性があります。
就職するためには、①職場まで通勤する。②9時頃~17時頃まで勤務する。この2つを習慣化する体力が必要です。「いい仕事が無いかな~」と言っている間にも体力はどんどん落ちてしまいます。
1年間専業主婦を経験した(当時)33歳の私も①、②を継続できるぐらいの体力を取り戻すのに苦労しました。
当時は、ジムに通ったり、公園でジョギングするなど定期的に運動をしていましたが、それでも働くことには勝らず、体力も免疫力も弱まり、挙句の果てに帯状疱疹に感染してしまいました。たった1年でこんなに体力が落ちるもんなんだ~と…。ブランクって怖いですよね…。
ですので「希望の求人が無くても、やりたいことが決まっていなくてもとにかく動く」という事を強くお勧めします!
ジョン・Ⅾ・クランボルツの「計画的偶発性理論」をご存知でしょうか?
成功したビジネスパーソンのキャリアの8割は本人が予想しない偶然の出来事によるものだということです。
ですので、「自分がやりたい事」「好きなこと」だけに固執しすぎたり、ゴールを決め過ぎないようにする。とにかくストライクゾーンだと思ったらやってみる。動いてみるという事が大事です。
行動することで、意外なところで自分の才能を発揮出来たり、良縁に恵まれる可能性もありますからね。
もっと厳しいことを言うと、必ずしも希望している仕事の求人に応募して合格できるとは限りません。自分が仕事を選ぶという考えだけではなく、「自分を雇ってくれそうなところはどこか」という視点も就活においては大事です。
人気のある業界であれば、10社以上エントリーしても内定がもらえないことが殆どですが、人手不足の業界であれば、未経験者でも歓迎されますし、40代の転職者(新人)でも「君は若いから伸びしろがある!」と言われるケースもあります。
また、自分が「好きだ!」「きっとこの仕事に向いている!」と思っていても、いざ入社したら「なんか違う…」と思って結局すぐに退職するというケースもあります。
「とにかく動くって何?」「具体的に何をしたらいいかわからない。」という方のご相談(初回無料)も承っております!
全力で一緒に考えさせていただきます!
それではまたです。
