ブランク10年ある人が採用された話
皆様こんばんは。Assertive talk進路カウンセラーの佐々木です。
このブログを見て下さっている方の中には、「子供が幼稚園に入園したらパートを始めたいな。でもブランクがあるから受かるかどうか不安だな~」と感じている方もいらっしゃるかと思います。
さらに、ご主人が仕事で忙しく、殆ど1人で家事育児を行なっていたのでしたら、資格取得や勉強をする時間も確保しにくかったかもしれません。
そうすると、自己研鑽もできないままブランクが長くなり、さらに不安が募りますよね…。
しかし、『20年以上のブランクがある50代前半の女性Aさん』と、『約10年のブランクがある30代後半の女性Bさん』が、習い事教室の事務(パート)に採用されたケースがあります。
これから、彼女たちが行なっていたことを書いていきます。
1,スーツスタイルで面接を受ける
Aさんは、リクルートスーツ(新卒の人が着るようなスーツ)で面接を受けに行きました。そしたら面接官が、「ウチは堅い職場ではないので(^^)そんなにかしこまらなくていいですよ !気楽にやっていきましょう!(^^)!」と言いました。そして、その方の真面目な性格と積極的な姿勢が評価されて、採用が決まりました。
本人の性格が認められたのは勿論ですが、リクルートスーツを着ることでさらに誠実なイメージを与えることが出来たのだと思いました。
2,A4サイズの資料が入るカバンを持っていく
Aさんは新卒の人が持つような黒カバン、Bさんは営業が持つようなカバンを持っていました。どちらもA4サイズの書類と筆記用具が入るサイズです。
⇒面接官から「これはウチがお客様に配っているパンフレットなので良かったら読んでください。」と言われて、書類やパンフレットをもらうことがあるので、お出かけに行くような小さいサイズのカバンを持っていくと、「先の事を想定できない人」という悪い印象を与えてしまう可能性があります。カバンもしっかり見られているようですね!
3,面接官にシフトに入れない時間帯と曜日を予め伝える
⇒状況によっては、応募者と採用側の希望シフトがマッチせず、落とされることもありますが、面接時に「いつでもいいです。」と嘘をついて、入社後に「土日は都合が悪いので入れません」等と言う方が後々トラブルになるので(実際にいましたし…)、正直に希望を伝えた方がいいでしょう。
また、前向きに伝えるという方法もあります。
面接官「下のお子様が幼稚園生ですと、平日の夕方以降や土曜日は難しそうですか?」
Bさん「はい。今年は平日の10時~13時までしか勤務出来ないです。けれども、来年子供が小学生になったら9時~14時まで勤務できます。また月に1回だけであれば、土曜日主人に子供を預けて出勤することが出来ます。」
このように出来ないことがあっても、前向きな伝え方をすれば面接官に好印象を与えることが出来そうですね。
4,ExcelとWordは使えるようにしておく
AさんもBさんも、空き時間を利用してWordとExcelのガイドブックをよく読んで勉強したと言っていました。
パソコンは殆どの職場で使われているので、出来た方が良いでしょう。
本を買って自分で勉強するのも良いですし、子供が幼稚園に行っている間にパソコン教室に通うのも良いと思います。(因みに私が通っていたパソコン教室は9時~21時まで空いていました。)
以上ですが、いかがでしょうか?
ちなみに、これは総務人事経験者から聞いたのですが、採用側は建前上「クリエイティブな、優秀な人材を求めています!」と言っていますが、本音は、指示通りにきちんと動いてくれる人が欲しいとのことです。
TPOをわきまえた服装、挨拶と受け答えをしっかりする。これが大事だと感じた出来事でした。
ですので、職場によってはブランクは関係ないです。
皆様が家庭と仕事を両立できることを応援しております!
最後まで読んで下さりありがとうございました。
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