占い師>キャリアコンサルタント

皆様こんにちは!Assertivetalk進路カウンセラーの佐々木です!

仕事とか人間関係で悩んだ時に、占い師に相談することってありませんか?

私は占い師ではありませんが、30歳の頃にキャリアコンサルタント資格を取得しました。しかし、当時の私も含め、同じ勉強会に参加した仲間たちは「資格取得をアピールしても相談されたことがない!」「キャリアコンサルタント有資格者を胡散臭がるくせに、占い師のことは信用する人が多い!」と嘆いていました。

かく言う私も20代の頃は、時々友人とショッピングセンターの最上階にある占い館みたいなところに行って、鑑定を受けていました。

よく当たると有名な占い師で、芸能人の鑑定も行ったことがあると聞いていたので、当時は結構信じていましたし、できるだけ占い師にアドバイスされた通りに行動していたこともありました。(笑)

しかし、当時仲良くしていた同僚A君から言われたある一言で、私は「占いは未来に焦点を当ててモチベーションをアップさせるもの」だと割り切って考えるようになりました。

同僚A君は、『占い』に対してこのようなことを言っていました。

・同僚A君「占い師は全員に当てはまることを言っていて、あたかも当たっているように思わせるのが上手いだけだよ。」

 (例1)あなたは社交的で誰とでも気さくに話すタイプだけれども、実は繊細な一面もあるね!

 (例2)あなたは普段は聞き上手で周りを見て行動するタイプだけれども、いざとなったらリーダーシップを発揮する頼もしい一面がありますね!

など。

・私「確かによく考えたら殆どの人が当てはまる内容だ…。それに、これらのことを言われた人は気分が良いよね!」

そうなんです!

言われたらとても気分が良いし、「自分をわかってくれている!」と思い込む言い方だな~ということに気付きました。

そういえば…

10年以上前に出会った、将来生まれる子供の性別まで言う(全く当たっていない)占い師がいました。

女子大に通い、将来助産師を目指すB美に対しては、「あなたは将来女の子👧2人を授かります」と言い、共学の大学に通い、男子運動部のマネージャーをしていたC子に対しては、「あなたは将来男の子👦を2人を授かります」と言っていました。

今思えば、これは占い師が2人を喜ばせるために言ったのではないかな?と思いました。

女子だけの大学に通い、女性社会の職業に就きたいB美は女の子を希望しているだろう。一方男子運動部のマネージャーをするC子は男の子のお世話をすることが好きだろうから男の子を希望しているだろう。と占い師は判断していたのだと思います。

実際は、占いとほぼ真逆で、現在B美は2人の息子さんを、C子は1人の娘さんを育てています。(おいおい…全然当たってないじゃないか…(笑))

話は戻りますが、A君のように占いを鵜呑みにせず俯瞰して見ることが出来る人もいれば、占い師が向いていると言った仕事に就こうとする人もいます。

なぜ、仕事選び(就職活動)の相談をキャリアコンサルタントではなく占い師に相談するのか友人に聞いてみたら、「キャリアコンサルタントやカウンセラーは話を聴いてくれるだけで解決につながらないから。○○しなさい!と具体的な指示をくれないから」と言っていました。

確かに友人が言う通り、キャリアコンサルタントは指示を出しません。傾聴・質問・要約することで話を展開しています。おそらく友人が相談した人は聞くだけキャリアコンサルタントか聞くだけカウンセラーのどちらかだったのでしょう。

しかし、聴き方が上手な人であれば、「本当にその仕事を希望しているのか」とかそういった所まで掘り下げて自己分析の支援をしてもらえます。

どちらを信用するのかはあなた次第ですが、少しでもキャリアコンサルタント有資格者に対するネガティブなイメージが減れば嬉しいな♪と思っております。

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