妊活離職によるブランクの説明
皆様こんにちは!Assertive talk進路カウンセラーの佐々木です!
妊活・不妊治療で一度離職してから再就職をするときに、「面接でこのブランクについてどう説明しよう…」「もし面接官が男性だったら『妊活』というワードは控えた方がいいかな…」と悩んだことはありませんか?
私は、3年前に一度妊活をやめて、再就職活動を始めた時に、このことで悩みました。
いくら面接官が既婚者だとしても、面接という場で「妊活」というワードは不謹慎かな?とか、逆セクハラにならないかな~?と色々考えておりました。
これだったら、「主婦業に専念するために退職」とか書いた方がマシなのかな~とも考えました。
思い切って、再就職のときに登録した転職サイトの担当者(男性)に聞いたら、意外な回答が返ってきました。
転職サイトの担当者からの言葉
私「ブランク期間について聞かれたとき、もし面接官が男性の場合『妊活のための離職期間です』と回答しない方がいいですよね?」
転職サイトの担当者「いいえ。問題ありません。むしろ、妊活による離職と正直に伝えた方が、面接官も理解しやすいので良いと思います。男性面接官の前で『妊活』というワードを使っても、セクハラにはなりませんのでご安心ください。」
理由は、離職理由を曖昧にしてしまうと、「前職で何かトラブルでもあったのかな?」とか、「自社に就職しても、すぐ辞めるのかな?」とネガティブに捉えられるリスクがあるそうです。
「妊活離職」は、やむを得ない事情と認識していただけるとのことでした。
また、妊活離職をされた方の多くは、「これ以上仕事に穴をあけたくない。」「育児が落ち着いてから、またしっかり働こう」と考えているので、『相手(同じ職場の人など)を思いやれる人』『他人に配慮ができる人』とポジティブに捉えられるケースもあるようです。
一番避けたいケース
人事担当者が一番困ったケースは、「(新卒・中途採用関係なく)正社員として就職してからすぐに妊娠が発覚するというケース」だそうです。
正社員は研修もありますし、将来管理職になることを期待されているので、入社後すぐに妊娠→産育休となると、代わりにだれを配置させようか等を産休に入るまでに決める必要があるため、かなり負担がかかってしまいます。
妊活を考えたら、まず上司と同じグループの人に相談をするのが一番良いと思います。
また、体外受精や人工授精を行う場合は、遅くとも、3か月前ぐらいに相談・報告すると、「事前に言ってくれてありがとう!そうしてくれるとこちらも動きやすいから助かる」と言ってもらいやすくなります。(※職場によりますが)
いかがでしょうか?
面接官や上司が男性だと、何て言ったらいいのか悩みますよね…。
けれども意外と、気まずいなどそういった空気感がなく聞いてもらえることが多いです。
少しでも皆様のご参考になれば幸いです。
