田舎に住むメリット
皆様こんにちは!Assertive talk進路カウンセラーの佐々木です!
「東京一極集中」「地方の過疎化」が問題になっていますね…。
巷でも「絶対に東京がいい!」「田舎は不便そう」「田舎は人間関係が面倒くさそう」という声をよく聞きます。
私は3年前まで、夫の仕事の関係で静岡県内の人口10万人未満の市に住んでおりました。
引っ越す前に「電車の本数が少ない」「車社会」「人が少なく、賑やかではない」という情報を聞いていたので、そこに住む前までは色々と不安な事もありました。
しかし、色々なご縁があって、大阪や東京では出来なかった経験をたくさんさせて頂きました!とても感謝しています!
また、その経験を通して、田舎ならではのメリットを味わうことが出来ました。
具体的にどんなメリットがあるのか書いていきます✍
車の運転が上手になる🚙
19歳の時に大阪府の教習所で普通自動車運転免許(AT限定)を取りましたが、その後車を運転することは殆どありませんでした。身分証明書としては役立ちましたが…いわゆるペーパードライバーでした😅
その後、東京にある会社に就職しましたが、そこでも車に乗ることはありませんでした。(その営業所には社用車は無く、電車などの公共交通機関を利用して営業活動をしておりました。)
その後、結婚してから静岡県に引越しをしました。自家用車がありますが、夫が殆ど運転をしていたので私は殆ど運転してこなかったのですが、就労支援事業所(NPO)の仕事では、通所生の送迎で車の運転が必要になったので、先輩スタッフのご指導の下、車の運転練習をしてから送迎を行うようになりました。
最初は目立つぐらい速度が遅かったり、よく道を間違えましたが、最終的には周囲の車と同じペースでスムーズに運転できるようになりました。
農業を経験できる・新鮮な野菜を食べられる
就労訓練のために、通所生と一緒に農家さんから依頼された仕事を行いました。
・ブロッコリー・トマト・生姜の収穫 ・葉かき作業 ・耕運機を使う作業など
最初はどれが出荷できる作物で、どれが廃棄品なのか判断するのに時間がかかりましたが、選別していくうちに慣れていきました。
作業が終わって一部規格外の作物を頂けることもありました。🥦🍅
それらを家に持ち帰り調理して食べたのですが、すごく新鮮で美味しかったのを覚えています。
農業に携わるまでは、食事中に他の事を考えるなど、食材を味わうことに集中していませんでした…😅
農業を通して味わって食事をするようになったので、良い経験になったと思っております。
人間関係
東京と比較すると、地域のつながりは濃い方だと思いますが、人とのコミュニケーションが苦手な人も受け入れられていましたし、自治会への加入(一軒家を除く)や行事も任意参加でした。
また、ある人(地元で有名な実業家の方)は、当時の上司に「〇社に努めているN君が未だ独身なのよ~!同じ年代でいい人いたら紹介して頂戴!N君イイ男だから結婚してほしいのよ!」と言っていました。
このように仲介してくれる人の紹介であれば、裏切りや不誠実な対応をされるというリスクが減ると思います。
この会話のやり取りを見て、田舎で婚活すると堅実なお付き合いが出来そうだなあと思いました。
さいごに
「田舎に住む」と聞くと、抵抗感を持つ人も少なくないと思います。
けれども田舎暮らしを経験しなかったら、ずっとペーパードライバーだったと思いますし、農業などの第1次産業に関わる事が殆ど無く、視野が狭いまま年をとっていたと思います。
特に車に関しては、たまたま新卒で勤めた会社の営業所が車を必要としなかっただけで、他の営業所であれば必要だったかもしれませんし、車の運転はできるに越したことが無いと思っております。
車の運転と農作業を教えて下さった皆様へは大変感謝しております。
また、県外から「静岡に住みたい!」と思って越してきた人も何人か知っています!
もし、何かしらの事情で地方に住む機会があったとしても、あまりネガティブに考えすぎず、是非楽しいことを探してほしいなあと思っております。
最後まで読んで下さりありがとうございました。