友達>カウンセラー
皆様こんにちは!Assertivetalk進路カウンセラーの佐々木です!
あなたは、何か悩み事があったとき(恋愛・転職など)カウンセラーとかキャリアコンサルタントに相談しますか?
それとも友達に相談しますか?
キャリアコンサルタント或いは産業カウンセラー資格を持つ人が、「カウンセリングは敷居が高くて受けに来る人が少ない。殆どの人が友達の相談の有料版だと勘違いしている。」と言っていたのを思い出しました。
カウンセリングは、友達へ相談するのとは違うんですけれどもね…😅
カウンセリングを一切受けたことがなく、悩むたびに友達に相談するという女性たちに意見を聞いたら、このような回答が返ってきました。
↓友達に相談することに対してポジティブな回答内容
1.カウンセリングはお金がかかるから。(友達だったらタダですからね…苦笑)
2.カウンセラーよりも友達のほうが自分のことをよく知っているから。
3.カウンセリングを受ける人=精神異常者というイメージがあるから受けたくない。(世間体を気にしている)
4.カウンセラーはマニュアルみたいな回答を返してくるから、友達のほうがいい。
5.友達(特に境遇が同じ人)でないと、自分の悩み事は伝わらない。
↓友達に相談することに対してネガティブな回答内容
1.重い話ばかりしたら、いつかは友人が離れていきそうで不安である。
2.友達とはいえ、所詮他人だからテキトーなアドバイスしかせず、解決の糸口が見えない。
という事でした。
~お金について~
私が受けたカウンセリングで一番安いところは約7,000円で一番高いところは12,000円でした!
あくまでも私の所感ですが、7,000円のところは、マニュアルみたいな回答が返ってきました。
12,000円のところは、私自身が気付いていない事に気付かされるような質問が返ってきました。その質問に対して答えていくうちに、自分の本心に気付き、行動に移すことができました。
カウンセリング代はケチらないほうがいいなと感じました!
~友達について~
実際に友達から相談を受けたことがありますが、カウンセリングみたいに時間が決まっていないので、2時間~3時間ぐらいダラダラ話が続いて2周ぐらい同じ話を繰り返すこともあれば、全く別の話題に脱線することもあります。
ただのお話なら同じ話になっても脱線しても良いのですが、悩み事でそれはマズいな~と思いました。
実際にその友達から同じ内容の相談を3回されました。(2019年に1回、2021年に1回、2022年に1回)
これどういう事かわかりますか?
3年間同じことでずーっと悩んでいるのです!
一概には言えませんが、どんなに聞き上手な友人でも、毎回重い相談をされたら嫌気がさすと思いますし、対価を頂いているわけではないので、テキトーなことを言っても訴えられることはありません。
また、殆どの友人は、本人の気持ちを聞くのではなく、自分の主観と経験でアドバイスをすると思います。
勿論、それらも一歩進むきっかけにはなりますが、また振り出しに戻ってぐるぐる同じことで悩みます。
~カウンセラーのスキル不足~
それでも友達に相談をする人が多いのは、カウンセラーのスキル不足とも言われています。
実績があるベテランカウンセラーであれば、なかなか予約が取れないレベルですが、そうではないカウンセラーも一定数いるようです。
≪考えられる原因≫
「カウンセラーはアドバイスをしてはいけない。傾聴すること。オウム返しをすること。」と養成スクールでは言われますが、これを曲解してしまうケースが多いようです。
(例)相談者:「夫が二世帯住宅を建てて、両親と同居したいと言っているのですが、私としては色々不安で~」
カウンセラー:「ご主人が二世帯住宅を建てて、ご両親と同居したいと言っていて、〇〇さん(相談者)は色々不安なんですね。」
相談者:「はい。二か月後には不動産屋と本格的に調整すると夫は言っているので、それまでに何とかしたいと思って…」
カウンセラー:「二か月後には不動産屋と本格的に調整するとご主人がおっしゃっているので、それまでに何とかしたいと思っていらっしゃるんですね。」
相談者:「はい…」
→ただ繰り返しているだけで、要約とか質問が無いのです。
このタイプのカウンセリングを受けた人は、「ChatGPTの方がまともな仕事をしているよ!」と怒っていました。
オウム返しをした後に、「どのようなことが不安なのですか?」という質問があったら、もう少し話を展開できると思います。
カウンセリング資格を持つ人が増えてきていますが、受ける人にとってはまだまだ抵抗感が高いようです。
資格を死格にしないように日々自己研鑽をしていきたいですね!
次回は、聞き上手な人に関するブログを書かせていただきます!