介護離職を考えた人の話

皆様こんにちは!Assertive talk進路カウンセラーの佐々木です!

今日は、入院している親の介護で大変な状況にある女性管理職X山さんのお話について書かせていただきます。

女性管理職(課長クラス)のX山さんは、親の介護の大変さを上司(部長クラス)から理解されないと悩んでいました。

X山さんの上司は、このような言葉をかけたそうです。

「病院でのリハビリ中にトラブルがあっても、病院なんだからすぐに行かなくても大丈夫だろう!」

「そんなに毎日病院に行かなくてもいいのでは…」

「冬なんだから毎日着替えを持っていく必要がない。(2日~3日同じ服を着ても問題ないだろう)」

要するに、在宅介護であれば大変そうだと配慮されるけれども、入院している親の介護は楽だと誤解されているので、大変な状況なのに配慮されないという問題を抱えています。

図の左側が上司がもっているイメージで、図の右側が実態です。

病院から呼び出されることは、意外とよくあるそうです。

入院中に容態が急変して、別の病院で治療を受ける場合や、治療方針が変わる場合に家族への説明と同意が求められるからだそうです。

このような状況が続いたX山さんは、一時は役職だけではなく仕事そのものをやめることまで考えたそうです。

今は朝残業と帰宅後にテレワークをして、仕事と介護を両立されているそうですが、大変な状況には変わりありません。

「入院しているから大丈夫!」ではなく、その人の1日のスケジュールとか親に対する思いをしっかりと聴けば、大変さをより理解できるかもしれません

当事者ではない人、介護を経験していない人が、イメージだけで判断しないようにしたいですね!

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